うわの空 [その他]
うわの空・藤志郎一座
以前に友達に連れて行ってもらって以来、お気に入りの劇団です。
といっても他の劇団を見に行ったことはないのですが・・・
この劇団、変わっているのは台本がないということ。もちろんストーリーは
決まっていますが、掛け合いなどはアドリブみたいなんです。
そのせいか、テンポが良くて、自分はツボにはまった感じですね。
今回、GW中(3-5)に本公演がありましたので、新宿紀伊国屋ホールに
見に行ってきました。
7月に今回の公演の追加公演が習志野市であるらしいので、そちらを見に
行くつもりの方は、続きを読まないでください。
今回の公演タイトルは"どこでもない場所"
意味深なタイトルですが、最初はあまり気にしていませんでした。
逆に気になっていたのは、今回はキャストがいつもの3倍近くだった
こと。紀伊国屋ホールの舞台はそれほど大きくないので、全員出たら
舞台が埋まってしまうのでは?という感じでした
はじまって見ると、 今回は3つくらいのシーンをザッピング?しながら進む
ような感じでうまいことまとめていました。
公演はいつも通り、ギャグあり、旬のネタありで笑いを誘い、座長はいつも通り
傍若無人に振る舞ってました。「人間山脈」は、ツボに入るいいネタでしたが、
見ていない人に説明するのは難儀ですね。
最後にはタイトルの意味(あの世とでも表現すればよいのでしょうか)が判明し、
親戚一同が一緒に行ってしまった"どこでもない場所"からただ一人、現世に戻って
いくという目頭が熱くなるというそんな展開でした。
前回、この公演をみてからちょうど一年ぶりでしょうか
今回も大いに笑わせてもらいました。
ただ、複数のシーンを切り替えながら進行する部分で、一つ一つのシーンが
細切れな印象を受けました。個人的にはシーン転換の少ない方が好きなの
ですが、まあ、その辺は人それぞれでしょうね
次回の本公演は10月だそうです。予定が空けば、また行きたいと思います。
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